ダイエット中に気になる、青汁のカロリーとは

ダイエット中の食べ物、飲み物で気になるのがカロリーですよね。
いくら健康にいいものでも、カロリーが高いとダイエット中に食べたり飲んだりすることを躊躇してしまう人も多いはず。
青汁にハイカロリーなイメージはあまりないと思いますが、でもお水やお茶よりはカロリーがありそうです。
ダイエット中に飲んでも大丈夫なのか、不安に思う人もいるかもしれません。
青汁のカロリーとダイエットについて説明します。
Contents
青汁のカロリーってどれくらい?
青汁には食物繊維やビタミン、ミネラルなど野菜の栄養素が豊富に含まれており、ダイエットにも役立つ飲み物です。
しかし、気になるのがカロリー。
商品によって差はありますが、いくつかピックアップして比較してみましょう。
商品ごとの比較
青汁はケールや大麦若葉、明日葉などを原材料とする野菜ジュースです。
粉末状のものを水や牛乳などに溶かして飲むタイプが一般的ですが、ドリンクタイプのもの、ゼリータイプのものなど種類は豊富です。
似たような商品カテゴリーとして、野菜ジュースとスムージーとも比べてみましょう。
青汁 | サンスター健康道場粉末青汁 | 30kcal/1包10g (1日あたり1包) |
1包で100gの 野菜が摂れる 濃い青汁 |
黒糖抹茶青汁寒天ジュレ | 17.25kcal/1包15g (1日あたり1~2包) |
スイーツ感覚で 食べられる ゼリータイプの青汁 |
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伊藤園ごくごく飲める 毎日1杯の青汁 | 0kcal/350g | ドリンクタイプの 青汁 |
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野菜ジュース | カゴメ野菜生活 | 64kcal/200ml | フルーツジュース 感覚で飲める 野菜ジュース |
伊藤園1日分の野菜 | 75kcal/200ml | 食塩、砂糖無添加の 野菜ジュース |
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スムージー | カゴメグリーン スムージー |
139kcal/330ml | フルーツジュース 感覚で飲める スムージー |
ナチュラルローソン グリーンスムージー |
89kcal/200g | コンビニで手軽に 買えるスムージー |
青汁の場合、1日あたりの目安量の最大で飲んだとしても、30kcal程度です。
粉末タイプのものについては、上記は粉末分のカロリーですので、牛乳や豆乳などで割って飲めば、その分のカロリーがプラスされます。
一方で、野菜ジュースや市販のスムージーのカロリーはその2~4倍。
たまにおやつとして飲んだり、その分他の食事で摂取カロリーを調整するというのなら、野菜ジュースやスムージーを飲むのは悪いことではないと思います。
しかし、成人女性(18歳以上)の1日あたりの推定エネルギー必要量は1650~2300kcal(厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要)。
野菜不足を補うため、健康のために毎日飲むのであれば、ちょっと気になるカロリーですよね。
他にも食事で摂らなければならない栄養素がたくさんある中で、低カロリーで野菜の栄養素を補給できる青汁は、ダイエットの強い味方と言えそうです。
低カロリーな理由
青汁は、基本的に低カロリーな原材料を使って作られていることが一般的です。
主原料の多くは、ケールや大麦若葉、明日葉、桑の葉などの葉物野菜です。
商品によってはオリゴ糖などの甘味料や、難消化性デキストリンなどの食物繊維が配合されていることもありますが、いずれもそれほど高カロリーなものではありません。
一方で野菜ジュースやスムージーは、果物が多く使われていたり、そもそも野菜の使用量が青汁より多いなどの要因で、青汁よりカロリーが高くなりがちです。
これをわかった上で野菜ジュースやスムージーを飲むのであればいいのですが、「低カロリーだから」、「健康にいいものだから」というイメージだけで飲むのであれば、もっと低カロリーで健康にいい選択肢もあるということを、お伝えしたいと思います。
カロリーはダイエットの大敵?
ここまで、低カロリーで手軽に野菜を摂れる方法として、青汁を紹介してきました。
でも、ちょっと立ち止まって、カロリーを摂ることがそんなに悪いことなのか?を考えてみたいと思います。
摂りすぎは禁物、でも摂らなすぎもよくない
たしかに、消費カロリーよりたくさんのカロリーを摂取すると、消費されなかった分は体内に筋肉や脂肪として蓄えられます。
この状態が日常的に続くと、脂肪が身体のあちこちにたまり過ぎて、肥満の状態になってしまいます。
生活習慣病の原因にもなりかねませんし、美容の面からも肥満を防ぎたい、痩せたいと思う人は多いでしょう。
しかし、いくら痩せたいからと言って、極端に摂取カロリーを減らしてしまうのも身体によくありません。
私たちは、寝ている時ですら、ある程度のカロリーを消費しながら生きています。
日々の生活を送るために必要な最低限のカロリーすら摂らずにいると、命を守るために必要不可欠ではない身体の動きを制限する省エネモードになってしまいます。
その結果、いわゆる代謝が低い状態になりリバウンドしやすく、痩せにくい体質になってしまったり、筋力や脳の働きが衰えてしまったり、女性の場合は生理が来なくなってしまったりするなど、不健康な状態に陥ってしまうのです。
個々人の体調、体質にもよりますが、一般的にダイエットの際に急激なカロリー制限を行うのはリスクが高い方法です。
運動をしたり、日常生活の中で活動量を増やすことで消費カロリー量を増やすと同時に、筋力や体力をつけて、代謝のよい状態を作ることが大切です。
即効性には欠けるかもしれませんが、このような生活習慣を身につけ、体調を管理することで、長期的に健康的にスタイルをキープできるようにした方がよいのではないでしょうか?
健康的に、美しく痩せるためには栄養バランスが大切
もちろん、食生活の面からのアプローチも大切です。
この時、どれだけのカロリーを摂るか、よりも、どんなものからカロリーを摂るかに気をつけてみてください。
同じカロリー、同じお肉でも、牛カルビと鶏ささみでは含まれる栄養素が異なりますよね。
量も違えば、食べた時の満腹感、満足感も異なります。
確かに、ささみよりカルビの方が脂肪分が多く、ダイエットには不向きに思いがちですが、毎日毎日ささみだけを食べていたら、鉄のようなカルビに含まれる栄養素は摂れません。
糖質制限食の流行によって、目の敵にされがちなお米には、糖質だけでなくアミノ酸も豊富に含まれています。
白米ではなく玄米にすれば、さらに食物繊維やビタミン、ミネラルも摂ることができます。
カロリーだけを考えていると、必要な栄養素を十分に摂れなかったり、バランスが崩れてしまったりしがちなのです。
いくら体重が減っても、必要な筋肉や脂肪もなくなり、髪の毛やお肌がボロボロになり、生理が止まったり内臓に負担がかかって病気になったりしてしまっては、元も子もありません。
健康的に、美しく痩せるためには、毎日の食事の栄養バランスを整えることが大切です。
まとめ
青汁は低カロリーでもありますが、それだけでなく手軽に野菜の栄養を摂れる便利な飲み物です。
上手に活用して、栄養バランスの整った食生活の習慣化を目指しましょう!
ただし、青汁だけで1日に必要な栄養素を網羅できる訳ではありません。
青汁だけで食事を済ませる「置き換えダイエット」には使用しないようにしましょう。
青汁は各メーカーから、様々な味わい、効果を狙った商品が発売されています。
各商品の比較は青汁人気ランキングの保存版!効果的な選び方とは?をご覧ください。
健康的で美しい身体を実現するために、あなたにぴったりの青汁を見つけてくださいね!